車輪歴
 
もう何でもありな感じです(汗)
 



2006年8月27日を表示

蝉時雨

もう、晩夏ですねぇ、残暑厳しいですが、秋の入り口が見え始めた感があります。

夕立の回数も増えてまいりました。
秋の冷たい空気が日本まで南下してきている証拠ですね。

やはり、一番夏の終わりを感じさせるのは蝉です。

7月ぐらいから、気がつけばアブラゼミが大挙してひたすら鳴き続けておりましたが、今やアブラゼミの声はあまり聞かなくなってしまいました。
今は、ツクツクボウシ若しくは、ヒグラシなどの、晩夏に鳴き始める蝉の声を何度も耳にします。

このツクツクボウシ、良く家の近所で鳴いているのですが、
「オーツクツクボウシ、ツクツクボウシ」
と威勢良く鳴いているのもいれば、もう弱弱しく鳴いているものもいます。
あぁ、もう後が短いのだなと、少々感慨にふけってしまうものです。

蝉という生き物は、種類にも寄りますが、数年地中で暮らし、地上で生きられるのはたった一週間という本当に儚い生き物なのです。
人間からすれば、あまりにも短い命。どうして、お前達はそんなに短い生涯なのかと疑問に思ってしまいますよね。

ただ、子孫を残すため、今日まで幾万回と繰り返された命のサイクルを途絶えさせないために生きていると言った方がいいのかもしれません。
蝉にとっては、生きる意味などという理論は通じませんね。

人間だってそうじゃないですか、なぜ生まれ、生きているのか。
この答えを出した人はいまだにいないのかもしれません。

目的は分かりませんが、何かしらの目的をもって存在するのが命なのですね。



8月27日(日)22:44 | トラックバック(0) | コメント(2) | 日記 | 管理


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